#14 社員とのウィンーウィンの関係づくり(リンクトイン創業者リード・ホフマン著『ALLIANCE』(ダイアモンド社)より
前回、社員と会社のベクトルの揃え方に関し、会社が社員に対し、会社のベクトルを如何に分かりやすく社員に示すかについて会社のベクトルの示し方のお話と、幹部やマネジャーが会社の価値観をはっきり言葉で説明できることの重要性に触れました。
一方、社員については、価値観も様々で、どこに自分の「成長」のベクトルを見出すかは時間の経過によっても変化し、そこに上司とのコミュニケーションを通じたベクトル合わせの必要性があるとしました。
今回は、そのコミュニケーションのあり方についてのホフマン氏のアドバイスをご紹介します。
まず、直属の部下とは「一人ずつ一対一で面談し、部下にとっての核となる価値観と、理想の姿を明らかにし、その価値観と会社の価値観がどう揃いそうかを話し合う。彼らの価値観とありたい姿を「なんとなくの手がかり」から「明確なポイント」へと転換する必要はある。部下の目標を知らないマネジャーに、どうして変革型コミットメント期間を設計することが出来ようか?」と語ります。
次にそ