「P2P」アクティビティ入門:プロジェクト始動時にチームの目的と実行をそろえる手法

当社の米国におけるパートナーのボルテージコントロール社が実績を誇る『ファシリテーション重視の協働的リーダーシップ研修』で紹介されるアクティビティ(グループワーク)を日本向けにアレンジしたものを紹介していきたいと思います。 

 

今回は、P2Pです。最初のPPurpose(目的)で、最後のPPractice(実行)です。社内での新規プロジェクトの立ち上げの際や、顧客と新たなプロジェクトを遂行し始める際のキックオフ会議において関係者のベクトルを揃え一丸となって進むためのアクティビティです。
進め方は下記の通りです。

 

  1. ソロ10分: 参加者一人一人が添付のようなワークシートを使って、当該プロジェクトに対する自分の考えを記す。
  2. ペア10分: 参加者がペアを組んで、それぞれのワークシートの内容説明とQAを行ったうえ、ペアとしてのワークシートを完成させる。
  3. 全体20分: ファシリテーター役のリーダーが各ペアの発表を受け、チーム全体としてのP2P案をとりまとめ全員で議論。
  4. 納得度チェック+デブリーフィング20分: 出来上がった新規プロジェクトのチームとしてのP2Pに対し、記名か無記名の投票などで各メンバーの納得度・コミットメントレベルを図り、必要に応じ議論を続ける。最後の5分で各メンバーの感想・気づき・決意表明発表。

『米国発ファシリテーション重視の協働的リーダーシップ研修』の詳細はこちらをご覧ください:https://lnkd.in/g_2Fft_9