米国情報アーカイブ


2020年〜2022年

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2022/06/01

コロナによる中国ロックダウン・台湾感染拡大に伴う米国における供給制約の影響と対応政策・企業動向

(リショア、ニアショア、半導体等重要物資の協調調達など)

 

内容は中国のゼロコロナ政策に伴うロックダウンが米国に与えているインパクトと、それが米企業のリショアやニアショアをどう加速しているのかについてまとめたものです。今回の上海、広州のロックダウンは一昨年の武漢のそれとは比べ物にならない規模で、アメリカではB2B用の部品から完成品、B2Cの消費財まで上海・広州製の製品の品不足やインフレの影響が今後高まると思われます。

改めて米国の中国でのオフショア生産の依存度の高さが見て取れます。特にシリコンバレーのテックカンパニーの影響は大きいようです。当の中国は最新の貿易統計では輸出入とも順調に伸びているようで、表向き貿易面ではインパクトはなさそうですが、自動車の国内新車販売の急激な落ち込みなど国内消費に与えるインパクトは大きいようです。トランプ時代の米中貿易摩擦あたりから中国でのオフショアを見直し、米国に回帰するリショア、ニアショアの話はありましたが、その後のパンデミックに伴うサプライチェーンの問題発生、そしてロシアのウクライナ侵攻に伴う供給問題、そして今回の中国のロックダウンの問題はダメ押しのようにリショアを後押しし出しているようです。

連邦政府、州政府によるリショアのインセンティブはそれを加速する一方、アメリカで起こっているGreat Resignationと言われるコロナに端を発した就労離脱者・転職者の急増、ベビーブーマー(日本よりかなり若い)のリタイヤなどからリショアを支える有能な人材不足をどうカバーするかが課題となっています。インフレと労賃高騰の克服も課題です。もちろんいずれ世界一の消費市場となるであろう中国市場を“捨てる”ことはありえず、米国の内需に応える分だけをリショアするという製造キャパの分散を米企業経営者は検討することになるのでしょう。

2022/05/01 米国における、ウクライナ問題を踏まえた中長期的エネルギー安全保障・脱炭素政策、食糧安全保障政策
2022/04/01 米国における、ウクライナ問題の影響・対応と今後の見通し(経済・通商、対露外交姿勢、国内世論の動向など)
2022/03/01 米国 における 「成長と分配」に関わる政策動向(格差拡大が米国 内の政情不安定要因になる想定にて、税制、社会保障、教育などの米国 の政策動向)
 2022/02/01  米国 における インフレ(状況・要因・影響)・政策対応の現状と今後の潜在的インフレリスク発現の可能性
2022/01/01 米国 における、 対内・対外マネーの流れ( FDI 、証券投資など)の最近の動向と展望(背景・データ含む分析)
2021年  
2021/12/01 米国における、2022年の重要イベントと重要政策課題(政治、経済、外交、通商、コロナ対応 など)
2021/11/01 米国における、COP26結果のレビューおよび今後の展望(10月度時点での見通しの事後評価も含め)
2021/10/01 米国にとってのG20(閣僚会合およびサミット)およびCOP26に向けた重要トピックスについて
2021/09/01 米国における、半導体供給不足・資源価格高騰(例レアメタル、銅、鉄など)による経済的影響と安定的なグローバル調達の展望
2021/08/01 米国における、レジリアンス視点によるインフラ投資の対応(国内投資および海外協力・支援策の両取組について)(B3W 日・米・豪+G7、バイデン大統領令)
2021/07/01 米国による、インド太平洋地域への関与を巡る政策の方向性(G7、Quad、台湾支援に至る一連の対アジア関与の実情)
2021/06/01 米国における、人権・民主化運動に関する外交・内政政策および国際企業対応の現状・留意点(バイデン政権・米議会の人権外交政策(中国・ミャンマーなど)および国内の人権
2021/05/01 米国における脱炭素(省エネ含む)関連産業の育成政策(ネットゼロ産業構造転換方やトランジション政策(財政支援策含む)の計画や進捗、実情の視点から)
2021/04/01

米国におけるデジタル主権・国際ルール形成をめぐる政策動向

・ AIガバナンス(AIの適切な利用に向けた倫理・法・社会規範確立など)

・ データ越境流通(個人データ・非個人(産)データの利活用と、プライバシー・ 営業機密・知財保護とのバランスなど)

2021/03/01 コロナ禍での米国における社内・対外マネーの流れ(FDI、M&Aなど)の動向と背景
2021/02/01 米国におけるワクチン研究開発・供給状況、経済再開・回復の見通し、およびワクチン外交(他国からの確保、他国への供給に向けた国際連携)
2021/01/01 米国における2021年の重要課題(政治、経済、外交、通称、コロナ対応等)
2020年  
2020/12/01 米国新政権による対中、対EU、対インド・ASEAN、対日政策の変化
2020/11/01 米中覇権の争点としての先端デジタル資産(注)に対する米国の産業・通商・外交政策動向注)半導体・ロボット・デジタル工作機械などデジタル製品およびそのソースコード、アプリケーション・ソフトウェアのソースコード、AI学習用のデータ、アプリケーションの顧客価値を高めるビッグデータなど
2020/10/01

米国の持続可能な社会・経済構築に向けたインフラ投資、政策動向(サステナビリティ(環境・社会価値)を考慮推したインフラ開発、費用便益分析法、サステナブルファイナンスの検討など)

※パンデミックで政策変更の動きがあるのであれば、それについても分析をお願いいたします。

2020/09/01 中国外交(※)に対する米国の外交政策(変化)について『韜光養晦(とうこうようかい;才能を隠し好機を待つ)』方針から強権外交へ転換
2020/08/01

米国の5G整備とデータ・ガバナンス規制(Huawei対策を含む)の状況

注:データ・ガバナンス規制を例示すると、以下の通り